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ビットスタジオは、東京を拠点に個人ベース(SOHOスタイル)で活動する建築CG制作スタジオです。個人の繋がりによって、緩やかなネットワーク(テレワーク)を活かし、建築CGパース、コンピュータグラフィックスなどのソリューションを提供しています。

過去の作品

これまでの作品のうち、受賞作品、雑誌掲載、業務実績などを掲載しています。受賞作品は、デジタルスキルを競うコンペやアイデアを競うコンテストなどで受賞しています。業務実績は、六本木ヒルズのプロモーション映像の制作や花みどり文化センターのCG制作などがあります。

CYBERNETICS CIRCUS 2.0

 25年後の「東京」のことを想像して、「山手線」に、歩行空間としての都市空間を作り出すことを計画しました。この計画では「東京」のインフラであり、「東京」の魅力としても人気のある「山手線」に着目し、「山手線」の上部に新しい歩行空間としての都市空 間を作り出すことを計画しました。 国の政策(ベーシックインカム)、物理的な建築(歩行空間)、情報技術(電子マネー)の三つの制約が掛かっている、都市空間を提案しました。その都市の構成要素を、「歩行空間」、「電子マネー」、「山手線住民」、「生態データ」の四つの構成要素で捉えてみました。

2010.03『街と暮らしのハイブリッドデザインコンテスト2010』 優秀賞

2010.02.18 書類提出

2010.03.06 一次審査プレゼン

2010.06.26 再プレゼン+クロストーク

2010.09.03 アーバンコンピューティングシンポジウム

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CYBERNETICS CIRCUS 2.0

CARD CITY 2.0

物理的な制約が緩やかに掛かっている既存の街路(商店街、ショッピングモールなど、)に「セキュリティ・ゲート」という新たな物理的な制約を加える。その都市空間で消費される決済をすべて電子マネー化することで、地域社会における「新しい公共性」を設計することを主な目的とする。この「カードキー型の都市」という都市の仕組の提案によって、新しい都市空間を設計することが今回提案している内容の一番の目的である。全国にある既存の都市空間(商店街、ショッピングモール)が、今回提案している『CARD CITY 2.0』と『セキュリティ・ゲート』を設置した仕組を持つことによって、「公共的な絆を繋げるメディア」と「公共的な場を繋げるクラス」となるように考えた。

2010.09 『アイデアコンテスト 2020年のモバイルライフ』特別賞

2010.09.06 書類提出

2010.09.24 ドリームコアコレクティブ アイデアコンテスト 授賞式にて特別賞受賞

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CARD CITY 2.0

Hanamidori Cultural Center

建築家、アトリエ・ワンの設計による国営昭和記念公園 花みどり文化センターにおいて、CG制作を担当。

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Hanamidori Cultural Center

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Hanamidori Cultural Center

Sparks Cafe*

情報化の進行とともに、自分と他者との関係を作り出す環境が非物質化し、従来のような物質的な環境や建築というカテゴリーでは捉えることができない、新しいジャンルが生まれてきています。そのような状況を身近に捉えた若いクリエイ ターやデザイナー達は、新しい感覚に即した空間構築の模索を続けています。「cyberscape」とは、空間的なスクリーンによって身体を取り囲むような情報環境をつくりだし、アーティストやデザイナー、建築家などによって様々な試みを行うことを可能にする没入型の情報環境です。*1また、「cyberscape」は、映像や情報など非物質的なものも空間を構成する一つのマテリアルとして捉えることが可能になります。森ビルがプロデュースする「Roppongi Hills InformationCenter/THINK ZONE」は、カフェ、ブックショップを含む、巨大な床面を使用した映像ギャラリーであり、床に映し出された巨大映像によって空間的な体験を可能にした「cyberscape」の代表例です。この六本木の「Roppongi Hills Information Center/THINK ZONE」で行われる「sparks cafe*/cyberscape performance」では建築・映像・コンピュータなどのジャンルを横断して活躍している若手クリエイターや建築デザイナーが、motion floorによってつくり出される「cyberscape」上で様々な試みを行います。かれらのこうした試みが空間概念の領域をひろげ、東京という物質的な都市と非物質化した都市の関係性に対して、相反、競合、融合、包括、など、新たな観点を与えるでしょう。

2003.01 Roppongi Hills Information Center/THINK ZONEにて展示

2003 建築文化 掲載

2003 住宅建築 掲載 

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Sparks Cafe*(イベント風景)

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Sparks Cafe* (イベント風景)



Roppongi Hills

大規模都市再開発のテナント誘致のためのプロモーション映像の制作。主にモデリング、シーン設定、コンポジションなどを担当。

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Roppongi Hills

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Roppongi Hills

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Roppongi Hills

FOSTER HOUSE PROJECT

これは実際にあるプロジェクトを題材にしたリサーチプロジェクトです。このプロジェクトはハイテク建築家の一人であるノーマンフォスターが自身の建築コンセプトをより明確にするために行った実験住宅です。本プロジェクトでは3Dモデリングソフトを使い、出来る限り細部までこだわってモデリングを行うことにしました。従来、建築を設計、もしくはデザインしていく場合、手書きによるエスキスやスケッチなどを描きながら次第にイメージを膨らませながら実際のスケール大きさまで設計を進めていく方法が一般的です。本プロジェクトでは、おおよそのプランニング、もしくは基本設計が終了した段階で、その後の設計はすべて3Dモデリングソフトで行うことを試みました。さらに本プロジェクトでは建築設計の慣習的な通り芯、矩体等の設計手法は行わずに、部材ごと、パーツ単位で設計を行った後、それを組み合わせたり、並べてたりしてくような部材単位での設計を試みました。

1999 デジタル・モデリング・コンテスト最優秀賞

1998 第4回日経アーキテクチャー・デジタルデザインコンペ佳作

1998 日経アーキテクチャー「FOSTER HOUSE PROJECT」掲載

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FOSTER HOUSE PROJECT

CYBERNETICS CIRCUS

学部時代の卒業制作作品。実際に現地でのフィールドワークを行い、周囲の写真などを撮影しながら、立ち並ぶビル群が法の下に半自動的に出来上がってくるプロセスを観察し、そうした建築基準法に基づいた建築デザインによって、知らないうちに固定化されてしまう人間の行動様式にも意識的に捉えてみることで、都市空間に於ける建築空間の本来的な意味を空間で表現することを試みた。

1997 第3回日経アーキテクチャー・デジタルデザインコンペ佳作

1997 日本建築学会北海道支部卒業設計優秀賞銅賞受賞

1997 日経アーキテクチャー 掲載

1997 近代建築別冊『卒業制作`97』掲載

1998 アーキテクツガーデンにおいて作品展示

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CYBERNETICS CIRCUS

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CYBERNETICS CIRCUS

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CYBERNETICS CIRCUS

nomadic house

移動できる建築です。本来建築はその土地に根ざし動くことはない物です。しかし、日本の伝統的な建築として伊勢神宮が挙げられますが、数年に一度立て替え、部材などは全く新しくなり、入れ替わることで長い年月伝統建築を守ってきた歴史的文化があります。この建築はその思想を取り入れ、さらにあらゆるところに設置可能な仕組みを建築に取り入れることによって、分解し、移動し、あらたに組み立て可能な、再現可能な建築を考えました。

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nomadic house

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nomadic house

 

*1:「cyberscape」=空間的なスクリーンによって身体を取り囲むような情報環境。